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進撃の巨人 1〜8巻 あらすじと未解明の謎・伏線と28巻までの内容を踏まえた考察【ネタバレ注意】

2020年2月16日

巨人に母を殺されたエレンは巨人の根絶を心に誓う。しかし巨人の来襲時、自らが巨人であることを知る

進撃の巨人のアニメ第4期が始まりましたね。
この改元の直前のアニメ開始は、図ったかのようなタイミングに感じます。
というのは、平成天皇も、進撃の巨人の登場人物たちも、「先祖が犯した罪を償おうとしている」ように見えるからです。

平成天皇は終戦時は12歳。
ご自身も疎開を経験され、戦争責任は全くないにも関わらず、慰霊の旅を続けられ、戦没者のために祈り続けられました。
「40歳過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言われますが、陛下のお顔は徳の高さがにじみ出ておられます。

一方の進撃の巨人の登場人物たちも、先祖の犯した罪に翻弄され、イェーガー一族はその罪を償おうと行動しています。
しかし、ジークの出した結論は。。。
平成天皇の出した結論とは真逆の方向のものに思えます。

進撃の巨人 あらすじと28巻現在で解明されていない謎・伏線とそれに対する考察

進撃の巨人も28巻まで刊行され、世界の姿が明らかになってきました。
そして”敵”の事情が明らかになり、壁内人類が一方的な被害者というわけではなかったりと、話もややこしくなってきました。

私も頭が混乱してきたので、復習を兼ねて読み直してみましたが、第1話から練りに練られたストーリーだったことに驚きました。
新人の連載第1作目だというのに!
最初からここまで物語の世界観を作り込んでいるとは!

頭を整理するため、これまでの簡単なあらすじと、いまだ解明されていない謎、回収されていない伏線、それらに対する私なりの考察を書いていきたいと思います。

一度にはとても書ききれないので、アニメ1期、2期、3期、4期、それ以降に分けたいと思います。

進撃の巨人 8巻までのあらすじ

まずはアニメ第1期の範囲、1〜8巻のあらすじです。

【第1巻あらすじ】巨人が襲来し、エレンが巨人に飲み込まれる
人を食う巨人に追われ、人類が壁内に逃げ込んで102年。
初めて巨人が壁を壊して侵入し、エレンの目の前で母親は巨人に食われ、父親は行方知らずになります。
5年後、エレンと幼馴染のミカサ、アルミんは訓練兵を卒業します。
解散式の翌日、再び巨人が襲来し、壁が壊されます。
エレンは左膝下を食いちぎられ、巨人の口の中へー

【第2巻あらすじ】
頭痛に嫌な予感を感じながら、ミカサはエレンと初めて会った時を回想します。
両親が殺され、拉致されたミカサは、助けに来たエレンの「戦え!」という叫びで能力に覚醒しました。

エレンが死んだことを知ったミカサは、死を目の前にして、エレンのために生きることを決意します。
しかし目の前の巨人はミカサを襲うことなく、巨人を襲い始めます。
ついに力尽きたその巨人のうなじから出てきたのは、巨人に食われたはずのエレンでした。

【第3巻あらすじ】
エレンは人間か巨人か?
アルミンは、エレン巨人に巨人たちが群がって食おうとしていたことから、巨人はエレンを人間と認識していると説きます。
エレン巨人を利用し、トロスト区の穴を塞ごうとしますが、巨人化したエレンは自我を失っていました。

【第4巻あらすじ】
多大な犠牲を払いながらも、エレン巨人は大岩でトロスト区にあいた穴を塞ぎます。
巨人襲撃の地獄を見た104期生はその惨状に呆然としますが、ジャンは調査兵団に入団することを決意します。
一方、人間に戻ったエレンの処遇をめぐり、兵法裁判が開かれていました。
エレンの巨人討伐への執念を見て、リヴァイ兵長はエレンの調査兵団入団を許可します。

【第5巻あらすじ】
何者かに生け捕りにした巨人が暗殺される事件が勃発します。
エルヴィンは犯人をあぶり出すため、新兵にエレンの家の地下室の情報を開示し、調査兵団員を勧誘し、21人が応じます。
1ヶ月後、壁外遠征が行われますが、女型の知性巨人がアルミンを襲います。

【第6巻あらすじ】
女型の巨人から辛くも逃れたアルミン。
右翼の索敵に壊滅的打撃を受けた調査兵団は東に進路をとり、巨大樹の森に辿り着きます。
森の中、仲間を次々に失いながらも馬を走らせ続けるリヴァイ。
女型の巨人が今にもエレンを掴もうとした瞬間、ワイヤーが発射され、女型の動きを封じました。

【第7巻あらすじ】
女型の巨人によりリヴァイ班は全滅し、エレンも一時連れ去られるが、リヴァイとミカサにより奪還される。
が、リヴァイは足を負傷してしまう。

アルミンは語る
 何かを変えることのできる人間がいるとすれば
 その人は きっと… 大事なものを捨てることができる人だ
 化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら
 人間性をも捨て去ることができる人のことだ

【第8巻あらすじ】
エレンを囮に、女型の巨人の正体であるアニを捕獲しようとここみるも失敗し、アニは水晶体の中に閉じこもってしまいます。
女型の巨人が壁をよじ登った際に壁の一部が剥がれ、中から巨人が顔をのぞかせます。
一方エルヴィンの元には、ウォール・ローゼが突破されたとの急使が届きます。

解明されていない謎・伏線と考察

(1)「いってらっしゃい エレン」(第1巻 第1話 二千年後の君へ)
エレンの夢の中でミサカと思われる少女が、「いってらっしゃい エレン」と語りかけています。
巻いているスカーフは現実のミカサと同じもの、年の頃も同じくらいなのですが、夢の中の少女は現実のミカサよりも髪が短くなっています。
この第1話のタイトル「二千年後の君へ」と相まって、ループ説が浮上しています。
アニメではこの場面がカットされているのも、気になるところです。
⇒”道”が関係していると思われます。
”進撃の巨人”クルーガーが、まだ生まれてもいないミカサやアルミンに言及したことからも、”道”は過去だけでなく、未来にも繋がっていると考えられます。
ループや二千年前の”始祖ユミル”などではなく、単純にエレンとミカサの子供なのではないでしょうか?
そしてなぜ巨人を宿す前のエレンが未来を見れたかという話ですが、私は”エルディア人だから”と考えます。
そもそもどこまでが”エルディア人”もしくは”ユミルの民”なのでしょうか?
純血でないと巨人になれない?
混血でも巨人になれる?
混血でもOKの場合、どこまで血が薄まると巨人になれなくなる?

私たちヒトは、母方の祖先を辿ると、ただ一人の女性に行き当たると言います。
私たちの細胞内には、酸素からエネルギーを生み出すミトコンドリアという器官があります。
ミトコンドリアのDNAは父方からは受け継がず、100%母親から受け継ぎます。
現在の地球上に住んでいるすべてのヒトのミトコンドリアは、約16万年前にアフリカに住んでいた、ミトコンドリア・イブと呼ばれる女性1人のミトコンドリアに由来すると言われています。

2千年前に何者かと契約し、巨人の力を手に入れた”始祖ユミル”も、ミトコンドリア・イブなのではないでしょうか?
彼女、あるいは彼女の一族の何らかの遺伝子を受け継いだ者は、巨人になる能力を有しており、その遺伝子が”道”となり、記憶を伝える。。。
エレンの場合は、9つの巨人を束ねる強大な力を持つ始祖の巨人を将来受け継ぐことになることから、他の巨人の継承者よりも多くの情報が、巨人を受け継ぐ前から得られたのではないでしょうか?

また、21巻86話「あの日」で、若き日のグリシャが古語を読めないのに、”理解する”描写もあります。
これも、将来進撃の巨人を受け継ぐグリシャが、過去の継承者の知識を通じて理解していたのではないでしょうか?

(2)「ー13ー」(第1巻 第1話 二千年後の君へ)
「いってらっしゃい エレン」のページの下にだけ、ノンブル(ページ数)のように見える「-13-」という数字が印刷されています。
⇒エレンはこの日の夜、父親のグリシャに巨人の脊髄液を打たれ、知性巨人となります。
知性巨人の寿命は13年。
エレン初登場のページ下の数字は、エレンの余命を示しているのではないでしょうか?

(3)「845」「850」「844」「847」(第1巻 第1話 二千年後の君へ,第1巻 第2話 その日,第2巻 第5話 絶望の中で鈍く光る,第4巻 第15話 個々)
第1巻で、エレンが長い夢を見て涙を流した次のコマに「845」が、それから5年後の話が始まるコマの前に「850」が、さらに第2巻、ミカサの両親が殺されるエピソードの回想シーンで「844」が、第4巻でエレンたちが開拓地で開墾を行なっているシーンで「847」の数字が挿入されています。
年号として考えるとすべての辻褄は合ってはいるのですが、何の年号なのでしょうか?
⇒今のところ情報が少なすぎて、これに関する考察はありません。
壁内で人類が暮らし始めてから100年強ですし、王政が始まってからは2000年くらいです。850年ほど前に建国なり遷都なり何らかの大きなイベントがあったとのエピソードは、28巻現在までありません。

(4)調査兵団の故ブラウンは、ライナーの親族なのか?(第1巻 第1話 二千年後の君へ)
腕だけしか持ち帰れなかったブラウンは、ライナー・ブラウンの遠い親戚なのでしょうか?
⇒他人と考察します。
理由は、母親が「ブラウン」と呼んでいるから。
例えばエレンの母親がエレンの安否確認をするとして、面識のない隊長に話しかけるときは、「あの…息子が…イェーガーが見当たらないんですが…」と言うことはあり得ますが、行列に向かって呼びかけるときは「エレン!! エレン!!」と呼びかけるでしょう。
そのため、調査兵団の彼の”ブラウン”は名前であり、ライナーの”ブラウン”は姓のため、親戚ではないと思われます。
ただ、現実世界で”ブラウン”を名として使用している例が見つからないんですよね。。。

(5)エレンの家の立地が奇妙(第1巻 第1話 二千年後の君へ)
エレンの家の立地なのですが、明らかに変な場所に建っています。
単行本第1巻37ページが初出なのですが、広い道の十字路に、明らかに道を塞ぐように建っています。
⇒地下室の謎が解かれるまでは、立地が重要なのだと思っていましたが。。。
ただ単に、壁の破片が当たりやすい立地と、描きやすい構図だったからかもしれません。

(6)ミカサの頭痛(第1巻 第2話 その日 他多数)
家族を失いそうになると現れるミカサの頭痛の初出です。
⇒28巻でエレンによって力に目覚めたアッカーマンが、意に沿わない命令に抵抗していることで生じると説明されましたが、明らかに状況が当てはまらないので、エレンの説明は嘘であると思われます。
では何なのか…?
両親が殺された際、ミカサも頭を殴られてズキズキ痛む描写があるため、似たような状況に陥ると、トラウマで頭が痛むのではないでしょうか?

(7)普通の少年のエレンが、簡単に人を殺せた理由(第2巻 第6話 少女が見た世界)
果たして、9歳のちょっと喧嘩っ早いだけの少年が、いきなり人を殺せるものでしょうか?
しかも、身内を殺されたなどの強烈な復讐心に駆られたわけでもなく、見ず知らずの男女の惨殺死体を見て、同い年の少女が危機に陥っていると言う理由だけで。
⇒私は初めてこのシーンを読んだとき、強烈な違和感を感じました。
ミカサの覚醒場面が強烈で、それを引き出すための演出かと思い、しばらくこの異常性を忘れていましたが、「27巻 109話 導く者」で、諌山先生もこのシーンであえてエレンの異常性を描いていたことを示唆されています。
ミサカが独房に入れられたルイーゼ、トロスト区でミカサが巨人を初討伐した際ミカサに敬礼した少女と話した後、ミカサは頭痛と共に、事切れている誘拐犯を滅多刺しにし、血まみれのナイフを持って近ずいてくるエレンを回想します。
ミカサにとってはエレンも誘拐犯同様、突然現れて殺人を犯した人間です。
エレンの第一印象は、凄まじい恐怖と共にあったのではないでしょうか。
そして、ミカサはこの事件で覚醒し、誘拐犯を殺しますが、ミカサの方には両親の仇、目の前で自分を助けてくれた少年が殺されようとしている、そして次は自分が殺されるという”殺す理由”が存在しますが、エレンは何故そこまで残虐になれたのでしょうか?
進撃の巨人は残酷な世界を描いた物語ですが、生まれつき残虐な人間は登場していません。
エレンも、普段は仲間を思いやる青年です。
エレンの2面性を表現したのか、イェーガー兄弟の極端な思想につながるサイコパス的な性質を持っていることを示したシーンなのでしょうか?
第6巻 第25話 噛みつく でも、リヴァイがエレンについてこう語っていました。
「コイツは本物の化け物だ。「巨人の力」とは無関係にな」

(8)巨人の体が異常に軽い理由(第5巻 第20話 特別作戦班)
ハンジ分隊長は、巨人の体が、頭も、腕も、あるべき重量に程遠い軽さであることに気づいていました。
「私は思うんだ。本当は…私たちに見えている物と実在する物の本質は…全然違うんじゃないかってね。」
⇒巨人の体は”道”を通って作られることが、クルーガーの話より判明しています。
が、それは巨人の体が軽いことへの理由にはなりません。
少ない材料で形作るため、立って動ける程度の最小限の構造にしている可能性はありますが。
消化器官は必要ありませんし、脳の容量も少なくて良さそうですしね。
※諌山先生が、本来あるべき重さの1/3程としているらしいという噂を聞きました。
そのことと、体重は身長の3乗に比例し、体や筋肉の断面積は身長の2乗に比例し、最大筋力は筋肉の断面積に比例すること、そしてハンジさんが巨人の頭を蹴り飛ばしていたことを考え合わせてみると、どうしても重量の考え方に矛盾が生じてしまいます。
ここは単に、「巨人は真っ当な生物ではないから、真っ当な構造を有していない」という解釈で流しても良いように思います。

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