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進撃の巨人 第125話『夕焼け』 あらすじと未解明の謎・伏線・考察【ネタバレ注意】

最終話に向け、登場人物集結中!

『進撃の巨人』で生き残っているキャラクターをほぼほぼ登場させています。

以前ユリイカの対談で藤田和日郎先生と荒川弘先生が、北海道民はもったいない精神からか、最終回では登場人物を全員出したいって言っていましたが、大分県民の諌山先生も全員出しそうな勢いです。

あらすじ

壁が崩壊し、壁の巨人が島の外に向かって行進していきます。
ストヘス区では、地ならしにより自分たちは助かるとエレンを支持する人と、壁の崩壊により人死にが出たとエレンを批判する人が対立していました。
住民同士の衝突に備え、憲兵団のヒッチは本部に戻り、暴徒対策の装備を準備します。
ヒッチは地下室から続く水の痕を辿り、アニを見つけます。
ストヘス区から離れる道中、アニはヒッチに心中を語ります。

アニは、母親の浮気相手がエルディア人だったため捨てられた子供でした。
養父は、アニをマーレの戦士にし、名誉マーレ人になるため、アニに格闘術をたたき込みました。
アニがパラディ島に送られる当日の朝、養父は実の父親であることを打ち明け、アニに帰ってきてくれと懇願しました。
壁内人類に取り返しのつかない罪を犯したと思うが、父の元へ帰るなら、また同じことをやる。
アニはそう言いました。

その頃マーレの収容区では、エレンの声を聞いたユミルの民達が監視員に地鳴らしが発動されたと訴えますが、相手にされません。
娘の帰還を信じるアニの父は、拘束しようとするマーレ兵の銃を奪おうとし、銃声が轟きます。

アルミンはガビを連れ、コニーを追おうとしています。
自分はどうしたらいいのかアルミンに尋ねるミカサ。
自分で考えようとせずアルミンに頼るばかりのミカサに、アルミンはキレます。
我に帰ったアルミンは、生き返るべきだったのはエルヴィン団長であって自分ではなかったと言い残し、出ていきます。
残されたミカサは、マフラーがなくなっていることに気づきます。

フロックは、10ヶ月前にエレンから、ジークを利用して始祖の力をエレンが掌握する計画を聞いたと主張し、義勇兵とイェレナを武力で制圧します。
反抗する義勇兵を躊躇なく撃つフロック。
その様子を見たジャンは、膝から崩れ落ちてしまいます。

行進する壁巨人と、撤退するマーレの飛行船を眺めるピークとマガト元帥に、ハンジが声をかけます。
ハンジは、重傷を負ったリヴァイを連れていましたー

解明されていない謎・伏線と考察

今回登場しなかった人物の動向が気になる

生き残っているキャラクターを、ほぼ全員出しているのではないでしょうか。
ライナーのお母さんも出ていましたし、何よりリヴァイとハンジさんが10ヶ月ぶりに生きて登場しました!
今回登場しなかったのは、ライナーとジーク、ヒストリア(と夫)、ルイーゼ、リコ、そしてキヨミ達アズマビト家だけではないでしょうか。
あ、あとエレンもですね(笑)

この中で気になるのは、ジークとルイーゼ、キヨミです。

ジークは、自身の脊髄液で巨人化させた巨人達を操れていないことから、壁の崩落で落命した可能性があります。
その場合、無作為にユミルの民の赤ちゃんに猿の巨人化能力が引き継がれるのですが、赤ちゃんといえばヒストリアの子しかいないので、この子に引き継がれる可能性が大です。
ですが、ネームドキャラクターの最期はきちんと描いてくれる諌山先生が、ジークの最期を描かないなんてことがあるかなあと思うと、ジークはまだ生きているのではないかとも思ってしまいます。

ルイーゼは、ミカサのマフラーをほぼ確実に所持しています。
前回も少し考察しましたが、ミカサと間違えて捉えられたりするのではないかと考えています。

そしてキヨミ様。
アズマビト家は、船で飛行艇をパラディ島に持ち込んでいました。
飛行艇はもともと地鳴らしの威力を見定めるためのものでしたので、この様な状況に陥った今、危険を避けるためにも飛行艇に乗っていることでしょう。
性能的にはマーレ軍の飛行船より数段上ですので、マーレ軍に撃ち落とされる心配はありません。
気になるのは、「進撃の巨人展 Final」の「最終回の音」で、飛行機の様な音が聞こえたことです。
キヨミ様はパラディ島と世界を結びつけるという重要な役割を果たしましたが、これだけで終わる様なキャラクターではないように思います。
ましてや、機動性に富んだ飛行艇は、たった1隻でも使い方によっては世界一の航空戦力にもなりかねません。
地鳴らしを起こすことはアズマビト家も了承の上のことでしたが、このままではヒィズルも滅ぼされてしまいます。
もっともユミルの民ではないキヨミ様自身はその事実を知らないわけですが、エレンと壁の巨人の動向を見ていれば、エレンの意図も見抜くでしょう。
その時にどう動くのでしょうか。

諌山先生の残酷な世界

エレンの地鳴らしを巡って、壁内では暴動が起こりかねない状況となっています。
地鳴らしによってパラディ島外の脅威はなくなり、自分たちは生き残ることができたというエレン支持派。
壁の崩落により身内や知り合い、大勢の人が死んでしまったとエレンを非難するエレン不支持派。
彼らは、地鳴らしによって失われようとしている「壁の外の人類」の命については議論をしません。
天秤にかけているのは、自分たちの命と、被害にあった壁内人類の命です。
圧倒的多数の人類から憎まれ、いつ攻撃されるか分からない4年間を過ごしたことを考えると、自分がその立場だったら正直言って島外の人類のことは考えないだろうなとは思いますが、諌山先生はそうした人間のエゴを残酷に突いてきます。

一方、今回の話でアニの過去が明らかになりました。
アニは、母親の浮気相手がエルディア人だったため捨てられた子供でした。
アニを引き取った養父は自分の生活のためアニを厳しく育てます。
養父の望み通りマーレの戦士に選ばれたアニは、養父を障害が残るほど痛めつけます。
しかし養父が実の父親であることを知り、父親に「全てを捨てていいから帰ってきてくれ」と懇願され、愛されていたことを知ります。
同じ頃、マーレ人の父親と一緒に暮らし、母親を喜ばせるためにマーレの戦士になったライナーは、父親に拒絶されます。

この残酷な対比!

ゲスミン,ジャン覚醒フラグ?

《ゲスミン覚醒フラグ》

…今、答えが出た。
生き返るべきだったのは、僕じゃなかった。

エルヴィンの代わりに蘇生されたアルミン。
生き返るべきはエルヴィンだったと面と向かって言われ、本人もそう言っていました。
物語の構成上、これからアルミンはエルヴィンを超えなければなりません。

何かを変えることのできる人間がいるとすれば、大事なものを捨てることができる人だ。
化け物をおも凌ぐ必要に迫られたのなら、人間性をも捨て去ることができる人のことだ。

第7巻27話『エルヴィン・スミス』

何を捨てればいい?
僕の命と…、他に何を捨てされば変えられる!?

第12巻49話『突撃』

これらのセリフから、アルミンはいずれ人間性を捨て去り、エルヴィンを超える計画を立案するでしょう。
アルミンは、マーレの軍港を潰すために超大型巨人になり、子供を含めた民間人が犠牲になりました。
ですが、まだ人間性を捨て去ってはいません。
これからどんなゲスな計画を立てるのか。
もしかしたらそれは、主人公であるエレンを倒す作戦なのかもしれません。

《ジャン覚醒フラグ》

エレンがフロックに、ジークを利用する計画を話していたことを知り、さらに目の前で義勇兵を射殺され、ジャンが膝から崩れ落ちました。
巨人に囲まれても、ライナーを仕留めたと思った時も、目の前でサシャが撃たれても、どんな絶望的な状況に陥っても膝を屈したことのないジャンが、ヘタリ込んでしまいました。

ライナーを仕留めた時は泣き崩れるサシャとコニーの胸ぐらを掴んで立ち上がらせようとし、サシャが撃たれた時は反射的に侵入者を撃ったジャン。
絶望に襲われた時も、激情に駆られた時も、なんとか事態を打開する方向に動いてきたジャンが膝を屈するとは…
おまけにフロックには、「前のジャンに戻れよ。いい加減でムカつく生意気なヤローに」なんて言われてしまって…

思い出すのは、4巻第18話『何をすべきか』のシーンです。
ジャンはマルコを火葬する炎の前で膝をつき、誰のものともしれない骨を拾い上げ、震えながら立ち上がりました。
マルコの言葉を思い出しながら。

ジャンは… 強い人ではないから弱い人の気持ちがよく理解できる
それでいて現状を正しく認識することに長けているから
今、何をすべきかが明確にわかるだろ?

第4巻18話『今、何をすべきか』

ジャンは、戦意を喪失した104期生に向かって「調査兵団に入団する」と宣言しました。
今回膝を折ったジャンは、必ずや再び立ち上がることでしょう。
覚醒も含めて死亡フラグの気もしますが…

ところでリヴァイが「人畜無害の死に損ない」として登場しましたね。
まだ意識はないようですが、何か役割があることは確かです。
あの怪我の状態では、さしものアッカーマンといえどすぐに動けるようにならないでしょうが、このまま最終回になだれ込みそうな展開の中、どうやって絡めていくのでしょうね。

第125話『夕焼け』は進撃の巨人31巻に収録されます。


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