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『野口悠紀雄の経済データ分析講座』を読むと、AI時代の働き方、稼げる業界が分かる

2020年2月21日

経済データの読み方の入門書ではあるが、一定の知識は必要

経済学の知識がなくても読めるよう、基本的な概念について説明を加えているそうですし、実際、レビューを見ても読みやすい部類の本なんだそうです。
が、大学の教養の経済学のテストが15点だった私には、これでもやっぱり難しかったです…

自分の頭で分析しよう

経済について自分の頭で考えられるようになるよう、設計されています。

各章のはじめに3つのステップを明示し、一緒に考えていけるようになっています。
1. 疑問を持とう
2. 仮説を立てよう
3. データで確かめてみよう

データと、グラフに描く方法がQRコードから飛べるサポートページに書いてあったり、巻末にデータサイト活用法として、データサイト毎の使い方を、どこのボタンをクリックして、何を選択すると良いかまで詳細に書いてあるのが画期的です。

私がこれを使いこなせるほど経済に詳しければ、きっとものすごく勉強になったでしょうに。。。

もっと易しい本を読んでから出直してきますが、気になったところをメモメモ…

アベノミクスによる企業利益増大の真実

アベノミクスで企業利益が増大したと言われているが、企業の売り上げはここ6年間それほど増加していない。企業利益の増加は、企業が人件費を圧縮したため。

⇒ここは良くわかりませんでした。
 原油価格が下がれば、製造業の原価が下がり、企業の利益が増える。
 原価が下がるから、物価が下がる。
 物価が下がれば、実質賃金は上がる。

 ここまでは分かります。

 なので、「金融政策は物価引き下げを目指すべき」
 これも、直感的に分かります。

 ですが、デフレが続くとデフレスパイラルに陥って経済が縮小するという説を聞いたことがあります。
 この辺が、基本を理解せずにニュースを聞きかじっているものの悲しさ。
 理論がわからないから、理解できないんですよね。。。

企業業績は、企業規模別で大きな差がある。

2012年からの6年間で、大企業は売り上げ・利益が伸びたが、零細企業の売り上げはほとんど伸びず、逆に人件費以外の原価が売り上げよりも高い伸び率となった。

業種別でも、企業業績に大きな差がある。

2012~2018年の6年間で、製造業と非製造業では売り上げ・利益・給与水準が上昇。
小売業と飲食サービス業では利益は上昇するも、給与水準は逆に減少した。
製造業の中でも、大企業は給与水準が上がったが、零細企業では5%も下がった。
飲食サービス業の零細企業は最も悲惨で、給与水準が4割も下がっている。
自営業はさらに悲惨。

零細企業は人員も減らしている。
零細企業で削減された人員が、低い給与水準のまま、規模の大きな企業に移った。
これが、人件費が上がらない理由。

日本の産業の中で、成長率も給与も高いのは、情報通信や専門・技術サービス。
ただし、産業に占める割合は小さい。
アメリカの高度サービス就業者は製造業の2倍で、もちろん賃金水準も成長率も高い。
また、自営業比率が高いという特徴がある。

アメリカの高度サービス産業とは、具体的には情報、ファイナンス・保険、専門的,科学・技術的サービス、経営、教育。
専門的,科学・技術的サービスの内訳は、法律サービス、コンピュータのシステムデザインと関連サービス、その他の専門的,科学・技術的サービスとなっている。

子供に伝えたいこと

『年収は住むところで決まる~雇用とイノベーションの都市経済学』という本があります。
この本によりますと、シリコンバレーなどのイノベーションが起きやすい都市に住んでいる人は、イノベーション技術がなくても、そのほかの地域よりも良い雇用に恵まれ、給与も高くなる、とあります。

私は地方都市で生まれ、地元の大学を卒業し、地元で就職をしました。
進学先は自分の学力で行けそうな大学・学部の中からなんとなく決め、就職先は、卒業学部生が多く就職している業界をなんとなく選びました。

もし、私が大学選択時にこれらの本を読んでいたら…どうしたでしょうか。
今と同じ選択をしたでしょうか。
いいえ。おそらく、いずれかのタイミングで大都市に出て、もっと稼げる業種に就職していたと思います。

地方が悪いとは言いませんが、どうしても選択肢が狭まってしまいます。
子供には「世の中はこうなっている」という事実を知った上で、進学や就職先を決めて欲しいと思います。


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