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主人公の性格設定に意味があるのが良かった よくあるお涙頂戴の難病ものかと思って敬遠していました。タイトルも猟奇的で、新人作家がタイトルで釣ろうとしているのかと思 ...

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七草はヒモになることを選んだ ネタバレあり、および主人公をディスっているのでファンの方はご注意ください 階段島シリーズ最終巻『きみの世界に、青が鳴る』を読み終え ...

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階段島は七草のために作られたのかもしれない 階段島シリーズ第3作目です。前2作から一転して、今までの主人公 階段島の七草ではなく、現実世界の七草が主人公の話でし ...

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設定は突き詰めるとSF的になって、プロットは突き詰めるとミステリ的になる のだそうです。作者の河野裕さんのインタビューによると。 前作の『いなくなれ、群青』は1 ...

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「欠点」達の逆襲 男子高校生の七草は、8月のある日、気づくと「階段島」の海岸に立っていて、4日間の記憶を失っていました。階段島は「捨てられた人たちの島」であると ...

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多分、多くの人が『コンビニ人間』の主人公 恵子に抱く違和感を、私は多くの会社員に抱いています。 恵子は「コンビニの店員」の枠にはまって生きる方が、「普通の人間」 ...

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底抜けのお人好しは尊くさえある  ダメ男たちに騙され続け、北陸の漁港に流れ着いた母子。漁港の焼肉屋で働く母親は、太っているため「肉子ちゃん」と呼ばれています。肉 ...

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アートな人は全てを身の肥やしにする 母と雑談していた時、ふと瀬戸内寂聴さんの話題になりました。母が高校生の頃、当時「瀬戸内晴美」だった寂聴さんが、高校主催の講演 ...

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意思も時間も変えられないかもしれないけれど、だからこそ自分で選択する必要がある 世界的SF作家、テッド・チャン。よくこれだけ多彩な内容の話を考えられるものだと思 ...

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生きているうちに、面倒くさがらずに、照れずに、想いを伝えておこう 一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。ツナグの仲介のもと再会した ...

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予感は哀しいものと相場が決まっている 日曜日、コロナ自粛で疲れた私は、なにも考えたくなく、現実逃避のように吉本ばななの本を読み漁りました。哀しい予感、TUGUM ...

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ばななワールドに浸って、疲れた心を癒す 緊急事態宣言により、数日後に図書館が閉館することが決まりました。いつか読もうとリストアップしていた本のうち、すぐに借りら ...