<!-- もしもアフィリエイトでかんたんリンクを貼る時、 レスポンシブを有効にするためのタグ-->

『身のまわりのすごい技術大百科』眉唾の宣伝文句にもちゃんと技術の裏付けがあった!

水性ペンでホワイトボードに書いてはいけません

ホワイトボードマーカーが見当たらなかったので、手元にあった水性のサインペンで書き込みました。
数日後に消そうとしたら、全然消えず、アルコールで拭いてやっと消した記憶があります。

ホワイトボードマーカーのインクには、着色料のほか、着色料を溶かす溶剤(アルコール)、バインダーとしての樹脂のほかに、剥離剤も含まれているそうです。

ホワイトボードに文字を書くと、インクの原料である着色料、アルコール、樹脂、剥離剤がボードの表面に乗ります。
しばらくすると、アルコールだけが蒸発してしまいます。
その後、着色料と樹脂がくっついて膜を作り、剥離剤の上に浮いた状態になって固まります。
そのため、ホワイトボード用イレーザーでこするだけで剥がれて、消えるという仕組みなんだそうです。

ホワイトボードマーカーも、水性ペンも同じようなものだと思っていましたが、全然別物でした。

他にも、「光触媒によるセルフクリーニング効果」など、怪しそうと思っていた技術を科学的に解説してくれたり、ゴルフボールのくぼみが特許の塊など考えもしなかった技術を解説してくれたりしています。

そういえばヒートテックの仕組みも解説しているのですが、原理を見ると材料由来の機能のため洗濯による劣化はなさそうなのですが、1シーズン着ると暖かさが激減します。
洗濯による伸びなどの物理的な変化により機能が低下するのかなあ?と、自分なりに考えるのも楽しいものです。

1トピック3~4ページで簡潔に説明しており、イラストも豊富なので分かりやすいです。

次の技術、あなたは理解できていますか?

第1章 外で見かけるすごい技術
タワークレーン、エスカレーター、エレベーター、耐震・制震・免震構造、自動改札、消化器、電力量計、ダム、自動販売機、ゴルフボール、太陽電池

第2章 身近な家電のすごい技術
冷凍冷蔵庫、洗濯機、電気ストーブ、除湿機と加湿器、FM・AM放送、電子体温計、体脂肪計、電子レンジとIH調理器、LED照明、薄型テレビ、DVDとBlu-ray、フラッシュメモリー、サイクロン掃除機、エアコン、デジカメ、オートフォーカス、デジカメの手ぶれ補正、火災警報器、ブレーカー

第3章 生活用品のすごい技術
無洗米、石けんと合成洗剤、リンスインシャンプー、抗菌グッズ、曇らない鏡、圧力鍋、家庭用血圧計、ステンレス、冷却パック、フッ素樹脂加工のフライパン、カップ麺、クォーツ時計、パーマ剤、歩数計、バーコード、日焼け・日焼け止めクリーム

第4章 乗り物に見るすごい技術
飛行機、新幹線、リニア新幹線、電動アシスト自転車、ヨット、ハイブリッド車と電気自動車、自動運転、カーナビ、ゴミ収集車、ETC

第5章 ハイテクなすごい技術
5G、VRとAR、ビットコイン、ドローン、Qi、電子ペーパー、リチウムイオン電池、タッチパネル、生体認証、ノイズキャンセリングヘッドフォン、UV・IRカットガラス、テザリング、ICタグ、タンクレストイレ

第6章 便利グッズのすごい技術
撥水スプレー、ゴアテックス、静電気防止グッズ、ヒートテック、遠近両用コンタクトレンズ、紙おむつ、使い捨てカイロ、形態安定シャツ、制汗・制臭スプレー、吸汗速乾ウエア

第7章 文房具のすごい技術
鉛筆、シャープペン、ボールペン、蛍光ペン、消しゴム、修正液、瞬間接着剤、ポスト・イット、ステープラー、黒板、和紙、インクジェット用紙、ノーカーボン紙


リクエスト受付中です!
記事下のコメント、お問い合わせフォームツイッターのDMなどで、お気軽にご連絡ください。