『東大生の勉強法カタログ』100種類の勉強法! 自分に合う勉強法がきっと見つかる!
あの時、この勉強法を知っていたら…
東大生の勉強本が何冊も出ています。
我が家の高校生も、何冊かもっています。
伊沢拓司の『勉強大全』、西岡壱誠の『東大生が教えるずるいテスト術』『東大式週間』、網島将人の『現役東大生が伝えたいやってはいけない勉強法』などなど…
どれもいい本なんですけど、勉強の心構えというか、考え方を中心に書かれているんですよね。
例えば、「ゴールから逆算して計画を立てよ」とか。
そういうのも大切なんですけど、もっとこう、テクニックみたいなものも知りたいなーという人におすすめなのが、本書です。
東大生が実際にしていた勉強法が計100個、紹介されています。
なので、矛盾する内容もいくつかあります。
例えば、「蛍光ペン&色ペンで暗記ランクをつける」「蛍光ペンとふせんは暗記で使わない」とか、「ノートは2分割」「復習を助ける2:1ノート分割」とか。
でも、自分に合う勉強法は人それぞれ。
矛盾する勉強法があっても全然いいのです。
見開き2ページで1つの勉強法を紹介しているのですが、東大生らしく(?)、なぜこの勉強法がオススメなのかをきちんと書いているので、納得して受け入れられます。
イラストが多いのも、わかりやすいです。
ちなみに我が家の高校生は、「授業中はとりあえず起きておく」という項目に膝を打っていました。
子供曰く「どうせ同じところを勉強しなくちゃいけないんだから、授業中に終わらせてしまった方が効率出来でしょ。授業中に寝るより、お布団で寝た方が気持ちいいし」って、そいういう問題?
でも、東大生でも「授業中はとりあえず起きておく」、なぜなら「なんとなく起きているだけでも違う」なんて、意外と普通の人と同じで、親近感がわきますね。
「ルーズリーフで独自問題集を作る」は、学生の頃はしていませんでしたが、就職してからの資格試験では行なっていました。
試験前の3日くらいは、ひたすらこの独自問題集を解きまくり、今のところ試験で落ちたことはありません。
知らず知らずのうちに、私も、効率的な学習法を身につけていたのです。
面白かったのは、「1枚のカンペに知識を詰め込もう!」。
もちろん本当にカンニングをするのではなく、カンニングペーパーを作るつもりで必要な知識を1枚の紙にまとめると、重要な知識を押さえることができ、かつ、作る過程で内容を覚えることができる、というものです。
これも私、大学生の頃やってました。
…本物のカンペを作るという意味で。
どのフォントが縮小コピーしても潰れにくいかとか、そんな本筋を離れたところにこだわって作り込んでいましたが、カンペにまとめなかったところに限ってテストに出たものです。
重要な箇所を見抜く眼力が私になかったのか、そもそも悪いことはするものじゃないってことか…
これは受験生当時知っておきたかったなーという内容は、「板書が速い時のノートの取り方」。
学生の頃は先生が黒板に書いた内容を全て機械的にノートに写していましたが、今思うとこれも本当に無駄。
しかもノート見返すなんてなかったので、写してお終い。
勉強した気分になる自己満足な行為でした。
我が家の高校生も「なるほどー」と言いながら読んでいましたが、一つでも二つでも自分に合うやり方を見つけて取り入れてくれれば、と思います。
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