『ホクサイと飯さえあれば』読むとおいしい料理を作りたくなる本
食べることに情熱を傾けるって、きっと楽しい
基本的に毎日料理を作ることが苦痛です。
献立を考えるのが面倒くさいし、
調理するのが面倒くさいし、
洗い物は自分が考えている以上に時間を取られるし、
食材の買い出しは、こんなに自分は食べているのか!?と驚愕するほど重いし…
たまに外食したりお惣菜を買ったりしますけど、
毎回だとお金かかるし、
味が濃いし、
栄養バランスが偏るし、
ミールキットは便利だけどお金がかかるし、
何だかんだ不平を言いながら、一応毎日3食自炊しています。
ですが、2月に1回くらいの頻度で、本当にどうしてもご飯を作るのが嫌になることがあります。
今まではそんなときは外食したり、お弁当を買ってきたり、お惣菜を買ってきたりしてしのいでいたのですが、何しろテンションというかモチベーションがゼロに等しい状態になってしまっているので、嫌な気持ちを放置しても、なかなか元に戻りません。
最近、そんなときは時短や手抜き料理の研究をするか、逆に手間暇かけた料理本やエッセーを読んでテンションを上げる方が、通常モードに早く戻れることに気づきました。
今週もやる気なし子モードになってしまったので、Kindle無料キャンペーンの『ホクサイと飯でもあれば』を読んでみました。
大学進学のため、ひとり暮らしを始めたブンちゃんこと山田文子は食べることがとにかく大好き。
ぬいぐるみのホクサイと共に「楽しく作れるレシピ」で自炊をする様子が描かれています。
ブンちゃんは食べること、料理することに貪欲。
第一話では、引越し業者が遅れて炊飯器が昼食の時間に届かなかったので、コーラの缶でご飯を炊いてしまいます。
他にもマヨネーズを手作りしたり、甘酒や牛スジカレーを炊飯器で作ったり。
かと言って、何が何でもスローライフ!という内容ではなく、普通に肉団子やラーメンを作る回があったり、パスタを電子レンジで茹でたり、ポリ袋でクッキーを作ったりもします。
ブンちゃんが楽しそうに料理をしている様子を見て、私の心も少し、料理の方を向いてくれたようです。
ちょうど友人からスイカをいただいたので、ずーっと作ってみたかった、「スイカの皮の漬物」を作ってみました!
あっさり塩漬けと、醤油・酢・ごま油で漬けた中華風です。
塩漬けはまんまスイカの味で、何だかカブトムシになったような気分になりましたが、中華風はスイカの味はせず、後味にほんのり青臭みを感じるだけで、大好きなウリの漬物のような味に仕上がりました。
さあ、今日は何のご飯にしようかな?

作ってみたら結構簡単。
何よりも、スイカを食べた後ずっしりと重いゴミ袋を捨てに行くのが嫌だったのですが、捨てるのは一番外側の硬いところだけなので、生ゴミも激減!
これからはスイカを食べるたびに漬物を作ろうと思うほど、気に入りました。
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