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『綺麗にしてもらえますか。』ほんのりミステリ仕立てのほのぼのお洗濯マンガ

シミは直ちにケアするべし!

過去の記憶をなくした主人公の金目さんが、熱海でクリーニング屋さんとして働きつつ、街の人々と交流するほのぼのしたマンガです。

2年前より以前の記憶を無くしてしまった主人公ですが、なぜかクリーニングの記憶だけは残っていて、お店を一人で切り盛りしています。
亡くなったおじいさんの大切な古い大漁旗を慎重にクリーニングしたり、閑散期にポスターを作ったりSNSを始めたり、何気ない日常を描いています。
が、ボロボロの格好で泣いている自分を思い出すなど、2年前以前に何が起こったのか気になる描写も。

こう言う生活に密着した専門職のマンガって、おばあちゃんの知恵袋的な豆知識が得られて、為になります。
かと言って豆知識だけのマンガだと、「学習漫画」っぽくなってそれはそれで読むのがキツイのですが、ヒロインの記憶喪失というミステリをスパイスにしているので、楽しく読めます。

ヤングガンガン連載だからか、無駄に胸元が開いた服を着ていたり、無題に入浴シーンが多かったりと、無理やりお色気シーンを作っているところが気になりますが。

クリーニング店で革靴の補修!?

クリーニング屋の話なのに、なぜか革靴の補修まで。
コンクリートなどで擦れてしまった革靴は、紙やすりで傷を整えてから着色すると傷が目立たなくなるそうです。
これはいいことを知りました!

私はどういう歩き方をしているのか、つま先をすぐに擦ってしまうのです。
新しい靴を買って気をつけているつもりでも、わずか2~3日で擦り傷を作ってしまいます。
つま先を引きずって歩いているわけではないので、なぜ、どうして、いつ擦り傷がついたのか皆目検討もつかないのですが。

専門家のシミの落とし方

シミの落とし方も、具体的で論理的で分かりやすい!
シミの種類によって落とし方が違うので、自分で薬剤を揃えてまでシミ抜きをしようとは思いませんが、とりあえず時間がたつほど落としにくいことがわかりました。

そういえばクリーニング屋さんに預ける時、シミがあるとシミの原因とか、いつついたシミかとか色々聞かれた記憶があります。
目立たない場所だったので落ちなくてもいいと思っていたのですが、綺麗に落としてくれたことを今思い出しました。
専門家の技術って、すごいですね。

そして、あらゆるシミの中で墨汁はトップクラスの難敵なんだとか!
分かります!
子供が新しい服を着た日に限って学校で習字の授業があって、100%の確率で墨汁でシミを作って帰ってくるのって何なんですかね!
しかも一度シミを作った服では、それ以降の授業ではシミを作らないというあの理不尽さ。
墨汁は水にも油にも溶けない不溶性なので、時間が経てば経つほど落としにくくなり、3時間も経つと主人公の金目さんでも難しいとか。
ということは、子供が帰宅したら有無を言わさず服を脱がせて直ちにシミ抜きをしても、習字の授業が午前中だった場合は手遅れ、ということですね…

ところで今日、洗濯物をたたむ時、T-シャツにシミを発見!
何かをこぼした覚えはないのですが、明らかに昨日ついたシミです。
善は急げで、早速今日、洗いなおしてきれいにするつもりです。

クリーニング店でクリーニングをする意味

最近はおしゃれ着洗い洗剤があるので、スーツもコートも制服も家で洗濯してしまって、クリーニングにはもう何年も出していません。
ダウンも、ユニクロで買った数千円のものなので、失敗してもいいやと、ネットで洗い方を見ながら洗濯してしまっています。
カーペットも、毎年クリーニングに持ち込むのが大変なので、タイルカーペットに変えて、数枚ずつ自分で洗ってしまいます。

でも、『綺麗にしてもらえますか。』を読んで、久しぶりにクリーニング屋さんに洗濯してもらいたくなりました。
いつもイオンの安いスーツを自分で洗濯していますが、襟のプレスが弱くなってきたので、久しぶりにクリーニングに出そうかな?
パリッとしたスーツは、着ていて気持ちもパリッとしますものね。


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