『もったいない112の習慣』石鹸の再生方法は、ちょっとクセになりそう
あなたの知らない節約術がきっと見つかる
自他共に認める「節約マニア」の私ですが、112も節約ネタがあれば、何か一つくらい掘り出し物があるだろう、と軽い気持ちで読んでみましたが、結構目から鱗がポロポロでした。
1つ1つの事柄は、ネットで検索すれば見つかる内容が多いのですが、古くなったハンドクリームや小さくなった石鹸など、活用方法を検索しようとも思わない事柄の意外な活用方法がわかったりするのが、こういった百科事典的な書籍を読む楽しさです。
小さくなった石鹸も、こんな感じに再生できます。

これがこうなります。

大きくなっているのがお分かりいただけるでしょうか?
他にも、最近、小麦粉や乾麺を常温で保存しているとダニが湧くという話を聞き、小麦粉はもちろんパスタも冷蔵庫で保管していたのですが、本書によると、少なくとも乾麺に関してはやめた方がいいようです。
豆乳パックで保管場所まで作ったのにw

また、「レースのカーテンを漂白剤を使って洗濯してはいけない(場合がある)」のように、ネットで検索しても見つからない情報も掲載されています。
それもそのはず。
著者の「ホームライフ取材班」は、インターネットではわからない、独自に集めたテクニックや話題を発信しているのだそうです。
科学的に納得できる理由も書かれているのも良いですね。
例えば、一時期電気代節約術として話題になった「冷蔵庫にカーテンをつける」ことがなぜ無駄で逆効果なのか。
エアコンの冷房時と暖房時の最適な風向きと風速は、それがなぜ最適解なのかを説明してあり、論理的で納得できる内容でした。
一つ、個人的に感動したのが、「ジャガイモをレンチンしない方がいい」項に書かれていた内容です。
ジャガイモをゆっくりと加熱すると酵素の働きで固くなってしまうそうなのですが、10年以上前の経験を思い出しました。
某大手食品メーカーから、加熱に失敗したジャガイモを大量にもらったのですが、いくら火を通してもゴリゴリの食感で、とても食べられたものではありませんでした。
当時は、なんで煮ても柔らかくならないのだろうと不思議でしたが、まさか10年以上の時を経て、謎が解明されるとは!
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