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男のきもの 着付け・着こなし入門

着流しからふんどしまで、鬼滅ファンなら必見!

鬼滅の刃のファンアートを見ていると、キャラクターに着物を着せているイラストを見かけます。
男性の着物姿、格好いいですよね。
とはいえ、ほんの数十年前の普段着であったにも関わらず、着物についてほとんど知りません。

例えば、「宇髄さんの着流しはカッコいい」という声はよく聞きますが、そもそも「着流し」って何?とか。
ちなみに「着流し」とは、Wikipediaによれば「男子が和服を着る際に袴を穿かない様。またその着こなしかた。」だそうです。
羽織を着ていない和装のイメージがあったのですが、重要なのは羽織ではなく、袴なんだそうです。
確かに、着流しというと、武士ではなく町人のイメージがありますね。

羽織を羽織った着流しは、洋装でいうとチノパンにジャケットの感覚。
羽織を着ないと、ジャケットを着ていないシャツだけのスタイルの感覚なんだそうです。
なので、羽織なしのスタイルは、友人宅への訪問や飲み会などはOKだけど、ドレスコードのあるような場所はNGというのは、感覚的にわかりますね。

逆に紋付羽織袴が正礼装というのも、感覚的にわかります。
正式にいえば、黒紋付の羽織に、仙台平(白黒の縦縞の袴)だそうです。
袴の前紐は、仙台平を着用した場合は十文字結び、もう少しくだけた場合は一文字結びだそうです。
京都マンガフェスティバル2021で販売された鬼滅の刃アクリルマスコットの炭治郎と煉獄さんが、羽織袴に十文字結びをしていましたね。

namucoとのコラボでは、煉獄さんと冨岡さんがコートを着ていましたが、これはトンビコートもしくはインパネスコートと呼ばれる、シャーロック・ホームズが着ているコートです。
和服の大きな袖が邪魔にならないデザインになっています。
コートの袖から、ちらりと着物の袖が見えるのがオシャレですよね。

こんな感じで、鬼滅の刃好きの方なら楽しめる本となっていますが、なんと肌着事情についても記載があります。
もちろん褌についても。
ご丁寧に越中褌と六尺褌については締め方まで図解されているので、興味のある方はどうぞ。